魅惑のプリンスと最後の歌声

椿も夏希の可愛いさに負けるかもしれないし、


きっと私なんか眼中にないだろうし


邪魔にもならないだろうなーー


「じゃ、これ友達用チケット。なくさないでねー」


夏希はチケットを大切そうに差し出した


「分かった、分かった。じゃあね?」


「うん、バイバーイ!」





……………………


……………








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