はとぽっぽ



嵐の髪に思わず手を伸ばそうとした。


「ん………ごめ…」


びくっ…



なんだ…寝言か…



「歩…穂………ごめん…」


え…私?


夢でまで謝らないでよ…


余計つらくなるじゃん…


少し…また泣きそうになる…

やっぱり嵐をまだ好きなんだって、思い知らされる


「なんだよ…バカ…」



「ぽっぽちゃん…?」



水を取りに行った啓太が戻って来た。



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