はとぽっぽ
始業式と、HRが終わって、早くも下校時間…
足をこれ以上酷使しないためにも、早く帰らなくては…
「ぽっぽちゃん!オレら送ってくよ~!」
帰ろうとした私を啓太が追いかけてきた。
オレら…?
後ろには嵐と麻美さん。
なんだか、あの学園祭の時みたい。
あの時は幸せいっぱいだったなぁ…
あ……?
そうだ!
「ゴメン、みんな!私これから病院だ!」
お母さんに言われてたの忘れてた!
…湿布もらいに行くだけだけどね…