はとぽっぽ



入学して半年くらいが過ぎたとき、俺の目の前にそいつは現れた。



当時、この学校を仕切っていた男…


菜月を殺した犯人だ…



その男は停学が明けて久しぶりに学校に来ていた。


俺の記憶が菜月の事故の日に戻る…



間違いない…こいつだ…


俺は、その男に詰め寄った。



菜月に謝ってほしい…



その一心だった。



< 161 / 206 >

この作品をシェア

pagetop