はとぽっぽ
路地に入ってから少しして、空き地のような場所に入った。
ここ…どこだろ…?
2人共立ち止まった。
「あの~……?」
なんか2人共怖い顔してる………
『よぉ…遅かったなぁ…』
すると、1人の男の人が空き地に入ってきた。
「………」
「………」
何?何なの?
その男の人は…口や鼻にピアスがたくさんついていて…目にはカラーコンタクト…
私は体が硬直した。
今まで会った不良達とは格が違う…
気が付くと手が震えていた。
「ゴメン……ボス……」
金髪くんが私に謝った。