はとぽっぽ



「やめろ!!」


《ブォンブォン!!》


その時、外から複数のバイクのエンジン音が…



何?


まさか…まだ仲間が?



「なんだぁ?」



黒澤も驚いている。



今がチャンス!!



《ガブッ》


私は思いっきり黒澤の腕に噛みついた。



「ぐわぁ!!?」



ダッシュ!!



「歩穂!!」



私は嵐の後ろに回った。


「…くっ…このアマァ!!」



《ドドドドドドド!!》


階段の方から、すごい数の足音が!!



「よぉ!!波都!!助っ人に来たぜ!」


「ま…麻美さん!?」


「オレもいまぁ~す!!」


「啓太…?お前らどうして…?」


『お~?なんだ、もう俺ら必要ないじゃん?』


『たった5人かよ~!!』



「みんな…」



階段からは続々とクラス全員が登ってくる…



「なんだ!てめぇら!!」


「カズ…やべーよ…!!」


黒澤と男達はかなり動揺しているようだ…



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