はとぽっぽ
嵐……
大丈夫かな…
あんなに怖い顔…初めて見た…
あの時の笑顔が、逆に不安になるよ…
いつか見た夢と同じ笑顔…
まさか…もう会えないなんてないよね?
「ほれ!」
麻美さんがジュースを持って戻ってきた。
「麻美さん……」
「ん?」
「私……嵐のとこに行きたい…」
「波都のとこ?あぁ……さっきの場所か…」
妙な胸騒ぎがする…
今すぐ嵐に会いたいよ…
「…わかった…」
私と麻美さんは、さっきの場所に戻ることにした。