はとぽっぽ


啓太がくしゃみをしてる間に肉を奪われてしまった。


「あのバカ!楠は肉持ってここに隠れてろ!」


はい。


そう言って嵐は啓太の助っ人に行ってしまった。

私は肉を必死に抱きかかえて息を潜めた。



カツカツカツ…


うわっ誰かきたよぉ!


見つかりませんように…


「肉の匂いがするな…この辺。」


ひぃぃ!!鼻良すぎー!!


「ここかぁぁ!!」


私は一発で見つかってしまった。


「ひぃぃやぁぁ!!」


「肉ー!!」


だめー!!これを取られたら麻美さんにおこられるー!!


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