甘く、甘い、二人の時間

そして今、その彼女改め、菫は俺の隣でスヤスヤと眠っている。



ちなみに菫は、俺の同僚の言っていた"隣のビルの可愛い子"だった。



もちろん今でも仕事は楽しくて仕方ない。

だけど、必死になって切り上げたりする事もある。



菫に会う為に。





そんな現在があるのも、タクシー代を返しに菫が俺の会社を訪ねてくれたおかげ。



俺の期待は現実になった。







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