甘く、甘い、二人の時間
まぁ、いいか。
喜んでくれてるし。
なんて、馬鹿が付く程菫に夢中な俺は、可愛い彼女を見てついつい微笑んでしまう。
「菫、ちょっとコンビニ」
「出来た!!!」
「……何が?」
「ピザ、頼めたよ♪」
「…ピザ?」
「うん。ささやかだけど、スマホのお礼に私がおごるからね。」
そう言って嬉しそうに微笑む。
この小一時間でスマホの扱い方を完璧にマスターしたらしい。
すごいパワーだな。