甘く、甘い、二人の時間

まぁ、いいか。

喜んでくれてるし。



なんて、馬鹿が付く程菫に夢中な俺は、可愛い彼女を見てついつい微笑んでしまう。





「菫、ちょっとコンビニ」

「出来た!!!」



「……何が?」


「ピザ、頼めたよ♪」



「…ピザ?」

「うん。ささやかだけど、スマホのお礼に私がおごるからね。」



そう言って嬉しそうに微笑む。



この小一時間でスマホの扱い方を完璧にマスターしたらしい。





すごいパワーだな。







< 84 / 209 >

この作品をシェア

pagetop