仮面の下の俺 「愛してくれて、ありがとう。」
ここ数日、体調が悪くなった。
学校へ行くのもかなり
しんどくなってきた。
「はぁ…」
俺はベッドの上で
ため息をついた。
しんどいけど、
ひかりといるときは
ものすごく楽しくて
体がすごく元気だっあ。
「お兄ちゃん♪」
ドアが開き、
私服姿のひかりが入ってきた。
「おー、いらっしゃい」
起き上がろうとする俺を
サッと支えるひかり。
まるで夫婦みたい。