仮面の下の俺 「愛してくれて、ありがとう。」


「けい、口がさみしいよぉ」


「ん、来いよ」


あいなは嬉しそうに
俺のもとに来る。


俺はあいなの唇に
噛みつくように
キスをした。


水音がいやらしく
病室に響く。


あいなの表情は




キタナイ。







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