仮面の下の俺 「愛してくれて、ありがとう。」
「母さんは知ってるの??」
「あぁ、少しまえにな。
そしたら母さんがお前を
高校に行かして欲しいって」
なるほどね。
母さんの優しさだったんだな。
「そか、わかった」
わかってたことじゃないか。
俺が若くで死ぬことなんて。
大丈夫、俺が死んでも
悲しむ人間の数なんて
たかが知れてる。
そう、死ぬことなんて…
『怖いのか??』
怖い??俺が??
『死にたくないんだろ??』
仮面が笑う。