仮面の下の俺 「愛してくれて、ありがとう。」


その日はまぁ少し話して
俺は病院に帰った。


するとあいなが
すぐに入ってきた。


「また学校に行き出したの??」


甘い声。


似合ってないから。


「うん、あっちのが楽しい」


俺はブレザーを
ハンガーにかけた。


「…寂しいなぁ」


あいなはすりよってきた。


俺はあいなをはらい、
テレビをつける。



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