ギャル★デビューですッ!!!【完】
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「……んっ……ん゙~…」
あれ…??ここどこ………?????
私…今まで何してたんだっけ…????
「…ぁ…目ぇ覚ましたよ…っ!!!」
「ななっ???大丈夫!?!?」
寝転がってる私に、かなたんとゆきのんが顔を覗き込んだ。
「……ぇ…なんで……ここどこ…???」
何が起きたかよくわからない私。
「保健室だよ。なな、靴箱のとこで倒れてたんだって。ストレスと睡眠不足、栄養不足だって…。なな最近痩せすぎだし、ご飯ちゃんと食べなきゃ!!」
倒れてた…?????私が……????
「大丈夫気分悪くない????」
かなたんが心配してくれている。
「かなたん…ごめん…私…」
「謝らなくていいよっ!!…私もちょっと言い過ぎちゃったりしたからさ…。」
「ありがと…。」
よかった…かなたんと普通に話せる。
「2人が保健室まで運んでくれたの??」
私がそう言うと、かなたんとゆきのんは目を合わした。
「それがね…先生が言うには、"派手な男子"だったらしいの。」
"派手な男子"…???それって…
「そんで、あたしらてっきり裕也君だと思って、裕也君に確認したら、ななが倒れたことすら知らないって言うんだぁ。」
裕也じゃ…ないんだ…。
「そっかぁ…誰なんだろ…。お礼いいたいのに…。」
「そうだよね。誰か見てた人いるかもしれないし、色んな人に聞いてみたらいいんじゃない???」
「ん…そうする。」
「じゃあ、授業始まるしあたしら、先教室戻るから、ななも起きれるようになったら、教室おいでね???」
「うん…ありがと♪」
ゆきのんとかなたんは、教室へ戻って行った。