ギャル★デビューですッ!!!【完】
まずは~
ギャル=思ったことを何でも言う
だから~…
※そんなことありません。
『ちょ…ちょっとちょっと~!!!ゆみちんだが、ちんちんだか知んないけどぉ~~~私の祐也に、何話しかけてんのォ~??まじぃ~~信じらんなーーい!!みーたーいーなぁー!!!!!』
しーーーーん
あらっ?????
すべったかしら?????
『ごっ…ごめんなさい…。』
ド・ギャルは、しゅん…として、謝ってきた。
(なにコイツ…めちゃめちゃ素直じゃん……。私少し言い過ぎたかな…??)
『えっと…別に謝らなくていいけど…』
私は、しどろもどろ言った
『そーだよっ♪♪なんで、ゆみちん謝ってんだよぉ~(笑)』
祐也がギャルの頭をポンとする。
コッ…コイツ…祐也に頭を…っ!!!(怒)
『でも…彼女さんいるのに、間に入ったら迷惑だよね…。』
ギャルはまた、しゅん…とした。
『いや…彼女じゃないし…。』
祐也が否定した。
『ほ…ほんとに??☆☆』
ギャルの顔が、ぱぁ~っと明るくなる。
『なーんだぁ~☆なんか勝手に"彼女ズラ"してるから、勘違いしちゃったよ~(笑)そーだよね~彼女なわけないかぁ(笑)』
な……なにコイツ…
何気に私のことけなしてんじゃん…!!
『じゃぁ、改めて…はじめましてぇ☆☆祐也の"親友"の、ゆみです♪♪ゆみちんって呼んでねっ☆☆☆』
ムッ(怒)…いけないいけない…
ここは冷静に………
『はじめましてー☆ななっていいます☆☆あ、ちなみに祐也からは、ななちんって呼ばれてまーす♪ななって呼んでね☆☆祐也とは"大親友"の仲なんだ♪仲良くしてねぇ~"ゆみ"っ☆』
『うん♪♪』
ゆみは、ニコッと笑顔を見せてきた。
でも、内心イラっとしてるのが目に見える(笑)
勝った………(笑)
私は、心の中でピースした。