ギャル★デビューですッ!!!【完】
「ここだよ♪」
裕也が案内してくれたゲーセンには、たくさんのゲーム機が並んでいた。
「わぁ~~☆すっごーい!!!」
私は、たくさんのゲームを見て興奮する。
「だろだろ!?!?」
裕也の目が輝いている。
「私ゲーム苦手なんだぁ~。裕也教えてくれるぅ~???」
ゆみが、必殺のぶりっこで言う。
「あー!!あの車の奴、超面白そーう☆」
「あれ俺やったことあるけど、すっげー面白いよ!!早くやりに行こうぜ☆☆」
「うんっ☆」
私と裕也は、車のゲームに向かって猛ダッシュ。
車の運転をするゲームで、裕也と対戦をして遊んだ。
「うっしゃー!!勝った勝ったー!!!!」
私は、裕也より先にゴールをキメた。
「うわっ負けたしー!!お前強すぎ(笑)」
(はっ!!!…ここは、わざと負けた方が可愛いかったんじゃ…)
私は失敗に気づき、がっくりした。
「どうしたんだよ??勝ったんだから、喜ぶとこだろ???(笑)それより、次あれやろうぜっ♪♪」
裕也が指さしたのは、ゾンビを銃で撃つゲームだ。
「えぇーこれやったことなーい!!!」
「大丈夫大丈夫っ♪♪」
私は裕也に手を引かれ、ゲームを始めた。
ドドドドドドッ
銃の音が響く。
「うわうわ!!グロいグロい!!!」
キャーキャー言いながら、ゾンビを撃っていく。
「ななちん初めてなのに上手くねー??(笑)」
裕也が笑いながら言った。
なんか…私…可愛くないかも…
そう思いながらも、銃を撃つ手が止まらない。