ギャル★デビューですッ!!!【完】
きっと、祐也気づいたんじゃ…
「離せよっ!!!」
祐也は、そう言ってマキちゃんの手を、私の腕から離した。
「ゆ…祐也…っ」
「ななちん嫌がってんだろ…??それに、"ブタゴリラ"ってなんだよ???コイツのどこがブタゴリラなんだよ???え???」
「…………っ!!!!」
マキちゃんは、私をキッと睨みつけ、走って去っていった。
「ったく…なんなんだよアイツ…。"ブタゴリラ ブタゴリラ"って、バカぢゃねーの(笑)」
「…あ…あのさ…」
「何???」
「もしさ…私が…実は"ブタゴリラ"だったら…どうする???」
「ははっ何言ってんだよ(笑)」
「例えばさ…スッピンが"ブタゴリラ"だとか……昔…"ブタゴリラ"だったとか…。」
「そ…それは…(汗;)」
祐也戸惑ってる…。
やっぱりさすがに祐也でも、
"ブタゴリラ"は嫌だよね…???(泣)