‡3姉妹の恋‡【幸せになりたい私たち】
家へ帰るバスの中隣同士に座る
「剛志…
あり…がと…ね…」
バスの揺れが心地いいのか、
身体がだるいから
うまく、話せないのか
「あ?、別に、礼なんていらんよ
って、
ミア?! おまっ、すげ、体熱いんだけどっ?!」
剛志が私の額に掌をあてた
「うわ、おまえ、熱あんじゃんっ
帰ったら、すぐ着替えて寝ろよ
あと少しで着くから我慢しろな」
「う…ん…」
剛志の言葉も右から左に通過してたと思う
バス停に着いて、
剛志におんぶしてもらって家に着いたのは覚えてるけど
それからの記憶がない…