‡3姉妹の恋‡【幸せになりたい私たち】
「ごめん…ね…
私、勝手なことばっかり言って…
剛志の気持ち…
踏みにじるようなことしてた…
ここ最近、全然会えてなかったでしょ…
会えなくなると
すごく…淋しくて…
剛志に会えないの…
やっぱり、イヤ…
私…
やっぱり…
剛志が好きっ!!」
そう言って
ベッドの脇いる剛志に
抱き着いた
「う、うわっー」
私が抱き着いた拍子に
剛志を押し倒す形になって
私が剛志の上に跨ってしまった
「お、おまっ、なにすんだっ」
ええぃっ
今だっ
意を決して
剛志の唇に、私の唇を重ねた
重ねた唇を嫌がることはなく、
剛志は受け止めてくれた
そして
私の背中に手が回り、
その手が優しく背中を撫でてくれていた