‡３姉妹の恋‡【幸せになりたい私たち】

♪～♪～♪～

剛志の持ってたスマホの着信音が鳴り


「あ、うん、わかった今行く

ミアが着いたそうです」


着いたことを私たちに知らせてくれた


「じゃ、行こっか

フミ、あとでね」


フミに手を振ると

嬉しそうな笑顔を私たちに向けた



我が妹ながら


ホントに、キレイ…



大聖堂に入る間際


祐三おじさんの姿を見つけた


「おじさん…」


「あぁ…

この日がいつ来るのか、待ち遠しかったよ

兄貴たちも

喜んでるはずだよ」


目を細めて、ニコリと笑う


「そうね…そうよね

おじさん…

私たちを支えてくれてありがとう

フミに代わってお礼を言うわ

そして…

私とミアの時もよろしくね」


「もちろんさ、

だけど、早めにしてくれよ

オレも、若くはないからな」


「フフ、そうね

じゃぁ、おじさん

お願いします」


ゆっくりと頷いたおじさんに
手を振り
大聖堂の中へ入った