《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
洸さんは、ただカメラマンの
切るシャッターに合わせ、
クルクルとポーズを変え、
表情を変えてるだけ。
それなのに……それがなぜだか、
ものすごく優雅で妖艶で、
かっこいい。
(一瞬ごとに、全然表情や
雰囲気が違う。
すごい……なんでこんな
こと、できるの――…)
――引きつけられる。
目まぐるしく変わる、
洸さんの見せる表情に、
眼差しに。
魅入られて――目が、
そらせない。
「――よし、今度は
アイテムいこうか」
カメラマンがそう言うと、
スタジオの空気が一瞬だけ
フッと緩んだ。
_
切るシャッターに合わせ、
クルクルとポーズを変え、
表情を変えてるだけ。
それなのに……それがなぜだか、
ものすごく優雅で妖艶で、
かっこいい。
(一瞬ごとに、全然表情や
雰囲気が違う。
すごい……なんでこんな
こと、できるの――…)
――引きつけられる。
目まぐるしく変わる、
洸さんの見せる表情に、
眼差しに。
魅入られて――目が、
そらせない。
「――よし、今度は
アイテムいこうか」
カメラマンがそう言うと、
スタジオの空気が一瞬だけ
フッと緩んだ。
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