《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
洸さんもあたしの一番よく
知る、ちょっと不機嫌そうに
見える無表情に戻り、駆け
寄るスタッフに衣装の
乱れを直してもらってた。
その後別のスタッフが、
“アイテム”らしき物を手渡す。
衣装の青いシャツによく
はえる、黄色いバラの花束。
「はい、それじゃ次、
頂きまーす!」
再度かけ声がかかって、
撮影が再開。
洸さんは花束を両手に
抱えたり肩に担いだり、
特に指示が出るわけでも
ないのに、色んなパターンで
ポーズを決めて、ライトを
浴び続けた。
_
知る、ちょっと不機嫌そうに
見える無表情に戻り、駆け
寄るスタッフに衣装の
乱れを直してもらってた。
その後別のスタッフが、
“アイテム”らしき物を手渡す。
衣装の青いシャツによく
はえる、黄色いバラの花束。
「はい、それじゃ次、
頂きまーす!」
再度かけ声がかかって、
撮影が再開。
洸さんは花束を両手に
抱えたり肩に担いだり、
特に指示が出るわけでも
ないのに、色んなパターンで
ポーズを決めて、ライトを
浴び続けた。
_