《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
「オレとはデビューの時期が
一緒だったから、前から
面識がある。
最近はTVの仕事の方に
力を入れてるみたいで、
スタジオで会うことは
減ったけどな」
(そっか……事務所や雑誌は
違うけど、二人は同期みたいな
ものなんだ。
それで、仲がいいのね……)
そんなことを考えてたら、
次に洸さんは、サラリと――
本当に何でもないことの
ように、こう続ける。
「――アイツが、例の
ブランドのイメージキャラに
抜擢されてる女なんだ」
「――――えっ!!?」
(イメージキャラって――
それじゃ、まさか――…!?)
_
一緒だったから、前から
面識がある。
最近はTVの仕事の方に
力を入れてるみたいで、
スタジオで会うことは
減ったけどな」
(そっか……事務所や雑誌は
違うけど、二人は同期みたいな
ものなんだ。
それで、仲がいいのね……)
そんなことを考えてたら、
次に洸さんは、サラリと――
本当に何でもないことの
ように、こう続ける。
「――アイツが、例の
ブランドのイメージキャラに
抜擢されてる女なんだ」
「――――えっ!!?」
(イメージキャラって――
それじゃ、まさか――…!?)
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