《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
「心配するな。明後日の
夜にまわしただけだ」
「明後日って――その日は
洸さん、オフじゃないですか」
たしかほぼ一ヶ月ぶりの
オフだって言ってなかったっけ。
洸さん、大人気でかなり
多忙だから。
困惑するあたしをよそに、
洸さんはキッと眉を吊り
上げて顔で答える。
「だからその空いてる時間に、
スケジュールを移動させたん
だろうが。
早い方がいいから都合を
つけたんだ。
文句があるのか!?」
「もっ、文句っていうかっ……」
怖いーっ。意味がわから
なくて聞いてるだけなのに、
なんであたしが怒られるのぉ。
_
夜にまわしただけだ」
「明後日って――その日は
洸さん、オフじゃないですか」
たしかほぼ一ヶ月ぶりの
オフだって言ってなかったっけ。
洸さん、大人気でかなり
多忙だから。
困惑するあたしをよそに、
洸さんはキッと眉を吊り
上げて顔で答える。
「だからその空いてる時間に、
スケジュールを移動させたん
だろうが。
早い方がいいから都合を
つけたんだ。
文句があるのか!?」
「もっ、文句っていうかっ……」
怖いーっ。意味がわから
なくて聞いてるだけなのに、
なんであたしが怒られるのぉ。
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