《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
その後のあたしは、出演者
仲間と広いホールのステージを
見学する洸さんを、会場の
隅でオロオロしながら待ってた。
すると、30分くらいした
ところで瀬戸さんが戻ってくる。
「せせせっ、瀬戸さんっ。
あ、あの、洸さんがっ……」
「え? どうしました、
何かありましたか?
……問題なさそうに
見えますけど……」
「そっ、そうじゃなくて、
洸さんがこの後っ……」
ワナワナ震える声で叫んだら
やっと察してくれたみたいで、
いつもの穏やかな笑顔で
ニコッと微笑むと、
_
仲間と広いホールのステージを
見学する洸さんを、会場の
隅でオロオロしながら待ってた。
すると、30分くらいした
ところで瀬戸さんが戻ってくる。
「せせせっ、瀬戸さんっ。
あ、あの、洸さんがっ……」
「え? どうしました、
何かありましたか?
……問題なさそうに
見えますけど……」
「そっ、そうじゃなくて、
洸さんがこの後っ……」
ワナワナ震える声で叫んだら
やっと察してくれたみたいで、
いつもの穏やかな笑顔で
ニコッと微笑むと、
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