《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
「え? 何かってなんですか?」
白々しくとぼけたけど、
璃子さんは真剣な顔で
あたしを見て、
「ごまかさないの。
っていうか、水くさいよ。
何かあったなら話してよ。
私でよければ相談乗るからさ」
「璃子さん……」
あたしのことをすっかり
仲間だと認めてくれてる
璃子さんは、優しい。
リュージさんも。
でも……やっぱり、あの
ことを口にするのは躊躇われる。
あたし自身まだ少しも心の
整理が出来てなくて、何とか
仕事はしてるものの、
内心はボロボロだから。
_
白々しくとぼけたけど、
璃子さんは真剣な顔で
あたしを見て、
「ごまかさないの。
っていうか、水くさいよ。
何かあったなら話してよ。
私でよければ相談乗るからさ」
「璃子さん……」
あたしのことをすっかり
仲間だと認めてくれてる
璃子さんは、優しい。
リュージさんも。
でも……やっぱり、あの
ことを口にするのは躊躇われる。
あたし自身まだ少しも心の
整理が出来てなくて、何とか
仕事はしてるものの、
内心はボロボロだから。
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