《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
「洸さ………!?」



「黙ってろ。

オレに本当の話もできない
くせに」



「―――――っ!!」



グサッと心を刺す一声で、
思わず言葉を失った。



張り詰めた空気を乗せて、
車はただ、曇った東京の
空の下を、まっすぐに
走り続けてた――…。





     ☆☆☆☆☆


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