《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
その後20分くらいすると、
とうとう車は目的地に到着する。
洸さんはサングラスで顔を
隠して、ごく普通にチケットを
買って、平然と中に入った。
「ひ、洸さんっ……」
(どういうつもりなの?
儀式がどうとか言ってたけど、
まさかここで遊ぶのが……?)
それのどこが儀式なのか
全然意味がわからない。
だけど洸さんは聞いても
何も教えてくれなくて、
言うことといえば、
「とりあえず、せっかく
来たんだ。
羽を伸ばせばいいじゃないか」
「は、羽って……」
_
とうとう車は目的地に到着する。
洸さんはサングラスで顔を
隠して、ごく普通にチケットを
買って、平然と中に入った。
「ひ、洸さんっ……」
(どういうつもりなの?
儀式がどうとか言ってたけど、
まさかここで遊ぶのが……?)
それのどこが儀式なのか
全然意味がわからない。
だけど洸さんは聞いても
何も教えてくれなくて、
言うことといえば、
「とりあえず、せっかく
来たんだ。
羽を伸ばせばいいじゃないか」
「は、羽って……」
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