《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
「そういうことだな」
洸さんがまっすぐにあたしを
見て答えた。
「ステージは、来週開催の
“ティーンズ・ポップ・
フェスティバル”。
大手ティーンズ誌三社が
協賛で行うショーだ。
……やれるな、千夜子?」
「はい―――…!」
やるしかない。
ずっと習ってきたことを
全部出して、今のあたしに
できることを、精一杯やろう。
そう思って、あたしは
しっかりと頷いた。
そして、それからまた数日――。
事務所はフェスティバルの
モデルにあたしを正式に
起用するのと同時に、洸さんが
オファーを受けてるブランド
にも、あたしの話をしてくれた。
_
洸さんがまっすぐにあたしを
見て答えた。
「ステージは、来週開催の
“ティーンズ・ポップ・
フェスティバル”。
大手ティーンズ誌三社が
協賛で行うショーだ。
……やれるな、千夜子?」
「はい―――…!」
やるしかない。
ずっと習ってきたことを
全部出して、今のあたしに
できることを、精一杯やろう。
そう思って、あたしは
しっかりと頷いた。
そして、それからまた数日――。
事務所はフェスティバルの
モデルにあたしを正式に
起用するのと同時に、洸さんが
オファーを受けてるブランド
にも、あたしの話をしてくれた。
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