《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
そんなことを考えながら、
あたしは仕事に入った。
朝のうちはまだ配達の
注文が入ることもなくて、
いつもどおりに店内で仕事する。
でも11時をまわると案の定
電話が鳴って、注文が
入ってきた。
「チャコちゃんお願いー。
成沢5丁目の現場に10個ね!」
「はいー!」
よく頼んでくるマンション
建築現場だ。
スクーターに商品を積んで
店を飛び出し、現場に着くと
座り込んで煙草を吸ってる
作業着のおじさんに声をかけた。
「ど、どうも。
ガッテン弁当です」
_
あたしは仕事に入った。
朝のうちはまだ配達の
注文が入ることもなくて、
いつもどおりに店内で仕事する。
でも11時をまわると案の定
電話が鳴って、注文が
入ってきた。
「チャコちゃんお願いー。
成沢5丁目の現場に10個ね!」
「はいー!」
よく頼んでくるマンション
建築現場だ。
スクーターに商品を積んで
店を飛び出し、現場に着くと
座り込んで煙草を吸ってる
作業着のおじさんに声をかけた。
「ど、どうも。
ガッテン弁当です」
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