《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
うっかり答えて、ギロリと
洸さんに睨まれて。
慌てて首をブルブル横に
振ると、洸さんは少しも
悪びれたところのない声で
堂々と言う。
「外じゃ人目につくし、
お前が1時間しか時間が
ないからだろうが。
時間があれば、こっちは
個室の料亭くらいとって
やってもよかったんだ」
「けっ、けっこうですっ」
だからって、『じゃあ
お前の家に連れてけ』
なんて言われるとも思って
なくて、焦ったけど。
でも、結局車の中は嫌だって
言う洸さんに押し切られて――
あたしはガッテン弁当の
すぐ近くにある、自分の
マンションに彼らを連れて
きてしまったんだ。
_
洸さんに睨まれて。
慌てて首をブルブル横に
振ると、洸さんは少しも
悪びれたところのない声で
堂々と言う。
「外じゃ人目につくし、
お前が1時間しか時間が
ないからだろうが。
時間があれば、こっちは
個室の料亭くらいとって
やってもよかったんだ」
「けっ、けっこうですっ」
だからって、『じゃあ
お前の家に連れてけ』
なんて言われるとも思って
なくて、焦ったけど。
でも、結局車の中は嫌だって
言う洸さんに押し切られて――
あたしはガッテン弁当の
すぐ近くにある、自分の
マンションに彼らを連れて
きてしまったんだ。
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