《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
瀬戸さんに促されて、
洸さんが紡いだ言葉は――…。
「オレのことは、後で勉強
しておけ。
今日は用件だけを言う。
オレは今度、デカイ仕事を
受けようとしてる。
有名ブランドのイメージ
キャラに抜擢され、1年間
そこのプロモーション活動を
任されるんだ。……もう一人、
女のモデルと一緒に」
「有名ブランドの……
イメージキャラ……」
ブランドなんて興味ない
あたしには、具体的な想像は
これっぽっちもできない。
でも、目の前にいる洸さんを
見てると、それは多分彼に
ピッタリの大役なんだろう
なって思えた。
_
洸さんが紡いだ言葉は――…。
「オレのことは、後で勉強
しておけ。
今日は用件だけを言う。
オレは今度、デカイ仕事を
受けようとしてる。
有名ブランドのイメージ
キャラに抜擢され、1年間
そこのプロモーション活動を
任されるんだ。……もう一人、
女のモデルと一緒に」
「有名ブランドの……
イメージキャラ……」
ブランドなんて興味ない
あたしには、具体的な想像は
これっぽっちもできない。
でも、目の前にいる洸さんを
見てると、それは多分彼に
ピッタリの大役なんだろう
なって思えた。
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