君は狼、(仮)
∼美香side∼


私の家は美来の家から結構かかる。


でもバスの本数も少ないから歩いて帰ることにした。


この道外灯もないし危ないなぁ

なんて思いながら歩いていると


ドンっ


前からやってきた何かにぶつかった。


「いたぁ...。」


何??


頭を押さえながら顔を上げるとそこには人がいた。


男の人。たぶん....私と同い年ぐらい。


「ごめんな「ゴメンっっ!!」


謝ろうとしたら男の子も同時に口を開いた。


「ほんとにゴメンっ。大丈夫??」


「あっ。大丈夫です大丈夫です。」


この人...。よく見ると凄くイケメン。


でもどっかで見たことあるなぁ...。




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