君は狼、(仮)
「希羅っ!ありがとねっっ。って希羅こそ学校は?」

「私は今日休みです!!」

「そっか~。そういえば土曜日学校だったもんね~。」

「お姉ちゃん!!そんなこと言ってないで早く行きなよ!!」

「あ~そうだった!!じゃぁ行ってきますっっ!!」


私はもうダッシュで学校まで走った。


キーンコーンカーンコーン。

ガラガラガラっ。


「はぁはぁはぁ」


予鈴ぎりぎり何とか間に合った~。

「ちょっと美香!!寝坊~??」

「うっっ。まぁそんな感じ...。」

声をかけてきたのは同じクラスで親友の川野美来(ミク)。名前が似てるってことで仲良くなったんだ。

「美香.....。あんた目ぇどぉしたの....?」

あっ!目が腫れてるの忘れてたぁ。最悪.....。

「あのね昨日の放課「キーンコーンカーンコーン」


本鈴がなってしまったから私たちはやむなく席に着いた。

「美香っっ。あとでね。」

「うん。」

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