君は狼、(仮)
「美香...。目が赤いよ。泣いた?」


え。


なんで光輝にはわかっちゃうんだろう。


「別に....。」


「うそでしょ。もしかして改めてフラれたとか??」


っっ‼‼


「サイテー。光輝なんて....大っ嫌い‼‼‼‼」


私は光輝を置いて教室に戻った。


教室に入るとまだみんなしゃべっていて誰も私が入ってきたことに気が付かなかったからよかった。


未来に声をかけて席に座った。


なんだか...胸のあたりがモヤモヤする。
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