君は狼、(仮)
そういえば美来には私が智史の事を好きだって言ってないんだ。

何から話そうか.....。


キーンコーンカーンコーン。

そう考えているうちに授業が終わってしまった。

「さぁ美香っ!!事情を話してもらうわよ~」ニヤッ

こ.....怖い....


授業が終わった途端美来が悪魔の笑みを顔に浮かべながら私に近づいてきた。


「あ...あのここじゃなんだからお昼休み屋上で.......ね??」


だって自分だってあんまり頭の中整理できてないんだもんっっ。

「逃げようって言ったってそうはいかないわよ~。私は今すぐ聞きたいのぉぉ!!」


....。困った親友だな。


「今困った親友だなって思ったでしょ。」

「へっっ??なんで分かったの??エスパー?」

「まったく。そんなわけないでしょ?全部あんたの顔に書いてあるわよっっ。」

えええええ。私ってそんなにわかりやすいの~?初めて気が付いた....。








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