君は狼、(仮)


自分でもよくわからないけれど
なんか引き止めちゃいけない気がした。



だって,不意に振り返った光輝の顔がホントに一瞬だったけど,

なんだかすごく哀しそうで,
遠い目をしていたから....。



どんどん小さくなる光輝の背中を見て,
だんだん開いていく光輝との距離を感じて,

なんだか無性に哀しくなった。



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