君は狼、(仮)
時は流れお昼休み(((笑

私はとうとう観念してすべてを話すことにした。


「実は...........。私智史の事が好きだったんだ。」


「うん。」


「えっ?うんって...驚かないの??」


「驚いてほしかった?じゃぁ驚こうかな。」


「いやいや。いいですいいです。ノーリアクションノーコメントでお願いします。」


「ん。じゃあさっさと話しちゃって。」


さ..さっさと話しちゃってって話せって言ったのはそっちなのに...。


私は呆れながら授業中考えていた通り順序だてて話した。


半年前から智史の事が好きだったこと。どんなところが好きだったか。どんなふうに告白してどんなふうにフラれたか。


私が話している間美来はずっと『うん。うん』と相槌を打ってくれた。


今はそんなそっけない相槌が嬉しかった。







< 6 / 90 >

この作品をシェア

pagetop