俺様幼なじみは婚約者!?
リビングに戻ってきた俺達は諦めた事を伝え、全て了承した

「優牙君。夢華を頼んだよ♪」

「夢華ちゃん。優牙を宜しくね♪」

「はい・・・」
「はい・・・」
気が抜けそうな感じだ
普通親って子供を簡単に他人にやるか?
まぁ、信頼ってのもあるだろうが。

よし!一つおじさんに聞いてみよう!

「あの、おじさん・・・」

「何だい?」
「どうして夢華を簡単に嫁に出そうと思ったんですか?」
おじさんは少し驚いたような顔をしたが、直ぐに目を細めた
「簡単じゃないよ。優牙君だからだよ♪優斗と優美の息子である君だからこそ夢華の夫に相応しいと思ったんだ」

優しく俺に微笑んでくれたおじさん
俺、こいつの夫に相応しいのか?

「ありがとうございます」
俺はおじさんに頭を下げるとおじさんが俺に言った
正直嬉しかった
「それと、優牙君!これから俺達の事、義父、義母って呼んでね♪」

義父、義母?
「はぁ、」
生半可な返事しか出来ない・・・
どんな神経してんだ?
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