俺様幼なじみは婚約者!?
ー優牙Sideー

夢華の家を出て、自分ん家の車に乗り込む

運転は親父
まぁ仕事の時は運転手だけどな
家族の時間は大切にしたい普通の家族みたいな事をしてみたい、と俺が言ったみたいだがな

「優牙、初恋は叶いそうなの?」

お袋がいきなり聞いてきた
「まぁ、努力はしてる」

お袋達は俺が夢華をどう思っているかを知っている
ってか気付かれた

今日婚約者ってのは初めて知ったし、正直かなり嬉しかった
ってか同棲すんだよな。
明日から
「まぁ、同棲したからって無理矢理夢ちゃんを襲っちゃ駄目よ?」
「なっ!?んなこと、しねぇよ・・・・・・多分」

確信が出来ない
「多分、じゃなって駄目!!」

「分かってる。まぁ仕事とかもあるし擦れ違うばかりだと思うぜ?」

親父は黙って運転をしたまま何も話さない
お袋は呆れた目で俺を見る
「はぁ・・・まぁ夢ちゃんに怖い思いはさせちゃ駄目よ?」

「分かってるさ。好きな女にそんな目・・・遭わせるかよ」
確信は出来ないけどさせたくない
俺の意思でもある
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