俺様幼なじみは婚約者!?
お袋との会話が終わると、親父が音楽をかける

音楽が掛かると俺は静かに目を伏せる


分かってるんだ、夢華が暗い家でたった一人で居るのが怖いこと、雷や地震が怖いこと


全て一人でたった独りで体験してトラウマになりつつある彼女

そんな時はいつも俺ん家に来ていた
いや、俺が来させていた

「夢華は絶対俺が守る」

ジャズらしき音楽がかかる中俺の呟きは消される

幼なじみでも婚約者でもなくただ一人の女として好きな奴を守りたい気持ちだから

夢華、好きだーーーー
まだこの言葉は言えないけどいつかお前に伝えるな?
一人が怖いときは俺を頼ってくれーーーー頼むから

俺はお前になんかあったら俺が壊れてしまいそうだーーーー・・・・・・
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