俺様幼なじみは婚約者!?
俺は夢華を見てまた笑う
愛おしいこの人を守ろう、そう思った

「笑うのやめてよー!馬鹿!」
「俺は馬鹿じゃねぇよ、アホ」
「なっ・・・・・・!アホじゃないもんっ!」
「アホだよお前」
本当にアホだ、鈍感で天然で人に必要以上気を使う
周りを伺う
だから、お前はアホなんだよ

「優牙なんて知らないもんっ」
プイッと手を繋ながら走りながら会話をしそっぽを向く
どんな動作でも可愛らしいと思えてしまう
本当に好きで大好きで愛おしくって守りたくって・・・・・・

でも、気付いて貰えない悲しさ
様々な思いが俺の中で混沌としていて心の中で渦巻く

「子供だな」
俺もお前も
夢華を見ると聞こえたのかクスッと笑った声が聞こえた
「そうだね」
ニコッと笑う夢華に俺も微笑んだ
これから沢山の新しい思い出を記憶をお前と共に刻んでいきたい
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