葉が欠けた四葉のクローバー
「あらら.....やめなさいな...神として恥ずかしいわよ」


淡いピンクのドレスを着ている、茶髪の女が言った。


「ミカエル!!貴様!!ゼウス様を呼び捨てにしたこいつを許すのか」



「まさか......そんなわけありませんことよ」



ただならぬオーラがでている。



「まぁまぁ......そこら辺にしなさい」


私が注意したところ、二人は何故か怯えている様子。


表情がよくなかったかな。


「ふん....ゼウスごときを様呼ばわりするなど...ぜっ」


カチャ....。


メヴィウスが何処から出したのか、拳銃をルシフェルの頭に突き出している。



「二度もゼウス様を呼び捨てにしたな、排除する」



「おーこわ....でもそれでは、俺は死なない」



「......っく」


バン!!バン!!バン!!バン!!


銃声が聞こえる。


「......................」



ドス....ブス.....。



鈍い音がする。



撃たれて、血だらけになるルシフェル。


だが......。


「効かない.....もっといい銃は持ってないのか?」



「この!!」
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