葉が欠けた四葉のクローバー
悠羽が渡してきたのは、カロリーメイト、チョコ味。


「おっ!!食べる食べる!!」


悠羽から、カロリーメイトを受け取る伊織。



「龍雅はどうする?」



「俺か?俺はいい....」


「そうか....なら、龍雅の分も俺が食べよう。」



「はぁ!?おいおいおい!!それは違うだろ!!」



「いらないのだろ?いいではないか」



「やっぱ食う!!よこせ!!」



俺に渡してくる、悠羽。



「言ただきマース!!....(もぐもぐ)...(ゴクン)...う~ん!!おいしー!!」


幸せそうな、伊織。


「....(もしゃもしゃ)...(ゴクン).............」


黙々と食べる悠羽。


「(もぐもぐ).....てか!!もしゃもしゃ!!悠羽何食ってんだ!!」


雑草食ってる~。


「ん?何なのだ人の顔をじろじろ見て。」


「いや.....その....それ食えるのか」


俺は、悠羽が手に持っている雑草を指さした。


「ああこれか、あの女からこんなもの貰ってな」


死者の国なんでも図鑑とかいう、奴を渡してきた。


「それで、なんだこれは....えっと...何々...紫草..食べられるが、味がとても苦くてとても口にできるものではないだって....って!!お前平気なのか?」


「以外に行けるぞこれ.....(もしゃもしゃ)」


「案外お前って色々と平気なんだな」
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