葉が欠けた四葉のクローバー
死者の世界
ー12月25日ー
午前0時25分25秒
秋葉ツバキ
――――――――――――――――――
1ヶ月様子を見たが、一向に目覚める気配はなく、最終検査をしてみた所脳が機能していないことが解った。よって脳死とみなす。
――――――――.........。
ー12月26日ー
午前8時30分20秒
学校の屋上で項垂れている俺達3人。
「嘘だよな!!ツバキが!!脳死なんて!!」
泣きそうになるのを抑えながら言った伊織。
「嘘じゃない....」
冷静そうに見える、悠羽。
「おい!!何冷静なんだよ!!ツバキが今!!」
ガシっ!!
悠羽の胸ぐらをつかんだ。
「俺だって!!ツバキがいなくなるのは嫌だ!!けど.....もうツバキは.....」
パっ!!
胸ぐらを掴んでいた手を放す。
「くそ!!何でだよ!!どうして一人で勝手に行くんだよ」
押さえていた涙を流す伊織。
「..................」
「おい...龍雅さっきから黙ってるけど」
「俺は.....受け入れる...ツバキがいないこの世界を....。」
静かに言った。
「何だよそれ!!「だって!!受け入れなきゃダメな気がする。何時までも悲しんでたら、ツバキに合わせる顔がなくなる。」
伊織の言葉を遮って言った。
午前0時25分25秒
秋葉ツバキ
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1ヶ月様子を見たが、一向に目覚める気配はなく、最終検査をしてみた所脳が機能していないことが解った。よって脳死とみなす。
――――――――.........。
ー12月26日ー
午前8時30分20秒
学校の屋上で項垂れている俺達3人。
「嘘だよな!!ツバキが!!脳死なんて!!」
泣きそうになるのを抑えながら言った伊織。
「嘘じゃない....」
冷静そうに見える、悠羽。
「おい!!何冷静なんだよ!!ツバキが今!!」
ガシっ!!
悠羽の胸ぐらをつかんだ。
「俺だって!!ツバキがいなくなるのは嫌だ!!けど.....もうツバキは.....」
パっ!!
胸ぐらを掴んでいた手を放す。
「くそ!!何でだよ!!どうして一人で勝手に行くんだよ」
押さえていた涙を流す伊織。
「..................」
「おい...龍雅さっきから黙ってるけど」
「俺は.....受け入れる...ツバキがいないこの世界を....。」
静かに言った。
「何だよそれ!!「だって!!受け入れなきゃダメな気がする。何時までも悲しんでたら、ツバキに合わせる顔がなくなる。」
伊織の言葉を遮って言った。