葉が欠けた四葉のクローバー
「そ..うだよなツバキは笑ってる俺達が好きなんだもんな」

涙を拭く伊織。


「前を向いて進んでいこう」


何処か物足りない笑顔の悠羽。


「ああ....三つ葉になっても俺達は四葉のクローバーだ」


そう、俺達は前に進まなくてはならない.....。


葉が欠けた四葉のクローバーだとしても。


パチパチ。


「いや~ホント良い友情ですね~」


そんな俺たちの雰囲気を壊したその声は....。


「誰だ!!お前は」
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