葉が欠けた四葉のクローバー
長々と説明してきたMrs.Z。


「えっと~じゃあ....はい」


俺は手を上げた。



「はい!!龍雅様」



俺を指名した。



「アンタは何者だ....そして、ツバキはどこにいる?」



「.......私が何者なのかは答えられません。ですが、ツバキ様の居場所は教えてさしあげます。」



「何で答えられないんだ」



「それも答えることは出来ません。」



「................」



俺は黙ることしか出来なかった。



なぜなら、Mrs.Zがそれはそれは、恐ろしい雰囲気を漂わせていたからである。



「話が変わるのだが、ツバキは今どこにいるのだよ」



黙っていた俺を庇うように、悠羽が話を切り出してくれた。



「ツバキ様は今戦っているようですね.....えっと...場所は、ああそこでしたか」



「「「戦う!!」」」



俺と悠羽+誰かが叫んだ。



「伊織何時の間に起きて」



「何時から起きていたのだ伊織」



「”アンタは何者だ...."から聞いてた」

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