葉が欠けた四葉のクローバー
Mrs.Z sied


今度の大会は面白くなりそうだ......。


「くくく....さぁ、どんな殺し合いが待ってるのでしょうかね~」


Mrs.Zは、壁の前で止まった。


「汝我は、生と死の番人であり、この世とあの世をすべてを知り尽くした、神である」


『汝....そなたの名は....。』


壁から声がする。


「ゼウス....」


ギィー。ガガガガガガ。


ガチャーン!!


壁から、入り口が出現した。



「ゼウス様お帰りなさいませ。」



真っ黒いワンピースに背中から、黒い羽根がついていて、真っ白い髪の女の子がいる。



「メヴィウスただいま、皆の様子は?」



Mrs.Zことゼウスの後ろにとことこついてくる、メヴィウス。



「ゼウス様のお帰りを待ちわびています」



「そう....さぞかし怒っていそうですね.....くくく」



ギィィィィ。


西洋風のデザインで金で加工された、300m位はある、扉が現れた。



「皆さん遅れて申し訳ない」



ガチャン!!



目の前に広がるのは、大きな金のテーブルに金の椅子、あちらこちら、金でできたものが沢山あった。

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