変心
叫んだのは無理もない、だってあの有名ヘアーカット師の桐巧真が転校生としてやってきたのだから

まぁ、私は叫ばなかったけど

『桐巧真です。よろしく。』

『キャーッ』
また、叫んだ
ウルサいつーの

『席は…羽木の隣だな~ 羽木、仲良くしろよ!』
ナス先生が桐にそして、私に言った。

はぁー
止めろよ! そんなん無理だよ!

『はぁー』

『羽木、なんか文句あるか』


『…ありません』

私はつい声が出ていたらしい。

最悪だ~
< 3 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop